7月20日の「世界チェス・デー」を祝って、択捉島のバンナチカ温泉施設の敷地内でチェスの同時対局が行われた。温泉施設の敷地内には、巨大なチェス盤と駒が設置されている。

主催者であるクリルFOCと統一ロシア党の地元支部は、島で有名なチェスプレイヤーで、様々なレベルの大会で賞を受賞しているミハイル・イワノビッチ・ルス氏を招き、同時対局を行った。ルス氏は高齢にもかかわらず、今もなおチェスを続けている。

チェスの対局だけでなく、この知的ゲームの歴史に関する本格的な講演も行われた。大会には、クリリスク(紗那)とレイドヴォ(別飛)村の住民が参加。そして、この温泉施設の非公式オーナーであるクリリアン・ボブテイルの「ケーシャ」が見守る中で行われた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/7/20)