1カ月前、択捉島キトヴィ村(内岡)の住民は、生活を蝕む悪臭についてCitysakh.ru編集部に連絡してきた。この悪臭は、同村にあるクリリスキー・ルィバク社の水産加工場から発生しており、クリル地区議会のタチアナ・ベロウソワ議長にも同様の苦情が寄せられていた。
ベロウソワ議長によると、住民からの集団的な苦情を検討し、大気への悪影響を軽減するための対策を講じるよう、クリルスキー・ルィバク社に要請書を提出した。
これに対し、同社は同村に魚粉と魚油の製造工場があり、工場は季節限定で稼働し、製造工程において、危険ではない程度の特有の自然臭が付随して発生している可能性がある説明。また、工場の経営陣は定期的な調査結果を引用し、工場が所在する地域では、最大許容濃度を超える汚染物質は記録されていないことを保証した。
同社は、工場は戦略的に重要な製品の生産に伴う不利な要因を可能な限り排除し、局所化するために、あらゆる可能な措置を講じることを約束した。(citysakh.ru 20205/7/31)
