択捉島でインフルエンザ予防接種キャンペーン 住民4,000人以上の接種を予定

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サハリン州では約1か月前にインフルエンザ予防接種キャンペーンが開始され、択捉島では約500人の住民が接種を受けた。そのうち400人は18歳以上。合計で約4,000人の住民が予防接種を受ける予定だ。

クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院に予防接種室が設置されており、午前8時30分から午後4時まで実施している。エレナ・マツィシナ主任医師は「企業でのワクチン接種を行うため、病院内に3つの移動チームが編成されました。関係機関には関連文書を送付しましたが、現時点では労働組合からの要請はありません」と述べた。

今年は、グリポール、ソヴィグリップ、ウルトリック、フリュMの4種類のワクチンが地区病院に供給された。いずれもインフルエンザウイルスの不活化株が含まれており、高い免疫獲得効率を実現する。11月末までに呼吸器疾患の増加が見込まれており、住民全員の安全を確保するため、11月末までに人口の最大65%にワクチン接種を行う予定。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/9/12)

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