択捉島住民が対ドローン毛布など野戦必需品を軍に寄贈

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9月20日、ユジノサハリンスクにおいて、択捉島のロシア女性連合クリル支部長でありクリル地区議会議長でもあるタチアナ・ベロウソワ氏と、クリル地区行政府代表のエフゲニー・コノヴァロフ氏が、「シルバー」ボランティアが編んだ迷彩ネットや寝袋、特殊マット、対ドローン毛布といった野戦必需品をロシア軍に寄贈した。

対ドローン毛布は、敵の熱探知機やドローンによる探知を防ぐ特殊な生地で作られており、兵士が敵に探知されずに負傷を回避し、命を守るための機会を提供する。さらに、毛布は装備品のカモフラージュとしても機能する。

迷彩ネットの生地の購入にかかった費用は約20万ルーブル。タチアナ・ベロウソワ氏によると、過去2回のチャリティーフェアで択捉島民から集められた40万ルーブルが、択捉島出身の兵士たちが所属する突撃部隊に送られたという。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/9/22)

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