「ロシアの国境」ボランティア医師15人が択捉島に到着 住民を無料で診察

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「ロシアの国境」医療・教育遠征隊のボランティア医師たちが、9月28日夕方、飛行機で択捉島に到着した。遠征隊には、モスクワ、サンクトペテルブルク、スモレンスク、ユジノサハリンスクの主要医療機関から派遣された15名の専門医が含まれている。

一行は、ロシアの伝統に則り、空港でパンと塩で迎えられた。コンスタンチン・イストミン市長、社会問題担当副市長のヴェロニカ・ロドマキナ氏、クリル地区中央病院院長で市議会議員のエレナ・マツィシナ氏が出迎えた。

一行は内分泌科、腎臓、神経科、腫瘍・乳腺、心臓、消化器、セラピスト、泌尿器、産婦人科、外傷・整形外科、リウマチ、耳鼻咽喉科、カイロプラクター、理学療法士、超音波検査の専門医で、地区中央病院の外来診療所で10日間にわたり住民を無料で診察する。

日程によると、医師たちは9月30日と10月1日に、水産会社クリリスキー・ルイバクとギドロストロイ社の従業員を診察する。住民の診察は10月2日から9日まで。ゴルノエ村、ゴリャチエ・クリュチ村(瀬石温泉)、レイドヴォ村(別飛)で診療を行う予定。

この遠征は、クリルスキー・ルイバクとギドロストロイの支援を受けている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/9/28)

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