10月3日、択捉島クリリスク(紗那)でクリル地区議会の第40回臨時会が開催され、イーゴリ・セレダ副議長の辞任を承認した。セレダ副議長は声明の中で休暇を取り、本土に居住し続ける可能性があることを表明した。イーゴリ・セレダ氏は2009年に初めて議員に選出され、2013年には副議長に就任した。以来、3回の選挙で当選した。タチアナ・ベロウソワ議長は「彼は驚くべき博識と知識の持ち主であり、議員としての公務に対するイーゴリ・ヴァレンティノヴィチ氏の姿勢、そして有権者への約束の履行は、まさに理想的と言えるでしょう」と語った新しい副議長にはアレクサンドル・ピジャコフ氏が選出された。ピジャコフ氏は複数回当選を重ねている経験豊富な人物であり、現在は常任予算委員会の委員長を務めている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/10/3)
択捉島でクリル地区議会開催 副議長が辞任「休暇と本土へ転出」が理由
