択捉島では初めてのワイルドベリーズ・ピックアップポイント（PVP）がクリリスク(紗那)にオープンした。個人事業主のエカテリーナ・ゴルチャエワ氏が開設したこのピックアップポイントは、現在までに1,400件以上の注文を受け付けている。
※ワイルドベリーズ(WB)は韓国系ロシア人のタチアナ・ワカルチュク氏が創業した露最大規模の販売サイトで衣料品や化粧品などを扱っている。
PVPは、サハリンスカヤ通り16番地にあるツィフラ・スーパーマーケット内にある。ゴルチャエワ氏はクラースヌイ・マヤク紙に対し、PVPは毎日午前10時から午後10時まで、昼休みなしで週7日営業すると述べた。「唯一の注意点は、夜間の営業時間は顧客数に応じて調整される可能性があることです」とゴルチャエワ氏は説明した。
PVPには、商品を受け取るためのカウンター、厚いカーテンで仕切られた試着エリア、そして列に並ぶ人のための柔らかいベンチが設置されている。倉庫は1日1,500件の注文に対応できるよう設計されているが、必要に応じてスペースを拡張できるという。
大手オンラインマーケットプレイスOZON(オゾン）は一足先に、クリリスクの旧市街の学校にピックアップ拠点を開設している。両社とも遠隔販売と配達という同じサービスを提供しているが、地元のオンラインショッピング利用者によると、OZONとWBの品揃えは異なることから、クリリスクの住民はより幅広い選択肢を持つことができる。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/10/4)
