2026太平洋サケ漁の漁獲量予測 国後島などで漁禁止を推奨

択捉島の話題

サハリン州漁業評議会の会合がユジノサハリンスクで開催され、アントン・ザイツェフ州政府副首相が議長を務めた。議題の主要項目は、太平洋サケの漁獲量予測であった。2026年の予測によると、サケ全体の漁獲量は6万2,000トン。カラフトマスが1万7,000トンから4万2,000トンの間とされ、シロザケは1万7,000トン。ベニザケ、ギンザケ、サクラマスは約3,000トンとなる見込みだ。

最終的な予測は、4月に最後の調査が行われた後、決定される。「今シーズンの漁期における最大の注目点は、東サハリンへのカラフトマスの接近です」と、全ロシア海洋漁業研究所VNIRO(ブニロ)のキリル・コロンチン所長は述べている。

カラフトマスの遡上に関しては、最悪のシナリオでも昨年のほぼ2倍の好成績が期待できるという。ちなみに、2025年には太平洋サケ全種の漁獲量は合計21,000トンで、予測量の33.9%だった。昨年、カラフトマスの遡上は異常な猛暑の影響を受け、河川の水温上昇により、産卵に不利な条件がそろった。

今年の気候は近年の水準に収まると予想しており、漁業会社は漁獲量を改善できる見込みだ。今年のカラフトマス漁は7月15日、シロザケ漁は8月16日に開始される。ただし、択捉島、アニワ湾(クリロン岬からアニワ岬まで)、サハリン南東部(トゥナイチャ岬からアニワ岬まで)では、漁の開始時期が制限される。産卵場が最適な状態になった時点で、漁獲が開始される。

また、サハリン南西部と北東海岸の一部(アヌチン海峡の南からピルトゥン湾の航路まで、ニースキー湾を含む)、テルペニヤ湾(ソイモノフ岬からテルペニヤ岬まで)、そして国後島では、今年は漁業を禁止することが推奨されている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/2/19)

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