択捉島 骨肉腫と闘う10歳の少女の治療費に1400万ルーブルが寄せられた

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北方領土・択捉島クリリスク(紗那)のソフィア・ブリュンチュギナさんは真のヒーローだ。10歳にしてすでに3回の化学療法を受け、難病と闘い続けている。

ソフィアは左脛骨の骨肉腫を患っており、高価な薬のために1400万ルーブルを必要としていた。子どものための慈善財団「ワールド・ヴィータ」は、家族には負担が重すぎる治療費の募金活動を始めた。

9月25日、この勇敢な少女の話がREN-TVチャンネルで放映されると、何と翌日には必要な資金のすべて集まった。

ソフィアの足は突然腫れ上がった。少女は足をまっすぐに伸ばすことができなかった。「医者がやって来て、『6か月から1年は入院しなければなりません』と言った。怖かったのは、あの子が耐えなければならない苦痛、これからの困難な道のりでした」と、母親ヤナ・ブリュンチュギナさんは振り返った。

ソフィアは「足がひどく痛み始めました。痺れて歩くこともできませんでした。レントゲンを撮ると、大騒ぎが始まりました」と話す。少女は母親を動揺させないように努め、母親の涙を見て泣いた。

「あの子は私にとってヒーロー、ヒロインです。とてもよく耐えています。とても強いのです。私はそんなことは予想していませんでした。あの子はとても泣き虫で、いつも些細なことで泣いていました。ですが、彼女は一瞬にして大人になったのです」と、母親は言う。

今後、ソフィアは化学療法をさらに数回受けなければならないが、副作用として完全には回復不能な聴覚障害が残る。

1400万ルーブル以上する非常に高価な薬が、この少女を救うことができる。

母親は、娘が以前の生活に戻り、成長すると信じている。ソフィアはすでに腫瘍と足の骨の一部を取り除いており、将来的には、義足を付けなければならない。ソフィアが再び歩けるようになるまでには数ヶ月かかる。(astv.ru 2024/9/27)

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