26日、北方領土・択捉島クリリスク(紗那)のスポーツ文化会館ホールでクリル地区行政府・地区議会と住民の会合が開かれた。行政府からコンスタンチン・イストミン市長代行、タチアナ・ベロウソワ地区議会議長、ヴェロニカ・ロドマキナ副市長とアンドレイ・ボリセンコ副市長のほか地区行政各部門と下部機関の長らが出席した。
この会合は、住民の間で生じる問題を明らかにして迅速に解決し、地区の生活について協調的に議論することを目指して、今後定期的に開催される。この取り組みは住民との生産的な対話を築くために必要であり、すでにゴルノエ村で開催され、好意的に受け止められている。
クリリスクでの会合では、住民から住宅と公共事業に関するいくつかの質問があった。特に、クリリスクの古い学校の暖房や道路の清掃と維持管理に関する問題が議論された。住民は、小売施設の配置など、商業に関する問題も提起し、中央地区病院近くに駐車スペースを増設する必要性を指摘した。
イストミン市長代行は、これらの問題を管理し、担当部門に取り組みを指示した。必要に応じて、問題を提起した住民と個別に面談し、より詳細な議論を通じて問題の解決を図る。(エトロフニュース2024/12/27)