択捉島ゴルノエ村 腹をすかせた牛が夜間にゴミ箱を漁る

択捉島の話題

大規模なアパート群の改修工事が行われている北方領土・択捉島ゴルノエ村。新年早々、再び「連中」がゴミを漁りにやってきた。

昨年10月、知事が地区住民と懇談した時、ブレベスニク(天寧)の酪農家が牛の配合飼料の配達に協力を求めた。知事の指示で、それは実行され、牛の所有者には飼料が届いた。

そして年末、択捉島を管轄するクリル地区のイストミン市長代理が、配合飼料を全員が受け取ったかどうかを再度確認したところ、牛の所有者全員が例外なく飼料を受け取っていた。つまり、問題は解決したはずだった。

ところが、写真でわかるように、育ち盛りの牛には十分な餌がないことが判明した。夜遅く、牛舎にいるはずの牛は、ゴミ箱に頭を突っ込んでいた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/1/5)

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