12日正午、択捉島の観光名所ホワイトロックス(白い崖、オホーツク海側のビラ海岸)でクマが2人の男性を襲った事件の続報。被害者2人のうち重傷を負った観光客は、前日に大手術を受けた。現在はクリリスク(紗那)の地区中央病院の医療スタッフの継続的なケアを受け、意識はある。
非公式の情報によると、天候が安定すれば、男性はユジノサハリンスクに搬送される予定だ。もう1人の被害者である地元住民も入院中だ。
2人は生きている。そのことが重要だ。これは、いち早く現場に駆け付け、2人を救助した地元警察官のアンドレイ・ミンコと友人のエドゥアルド・メルケル(警察官は当時休暇中だった)のおかげである。彼らは現場に最初に到着し、負傷した男性を慎重に車まで運び、病院に搬送した。
捜査委員会は事件についてコメントを控えている。事件の経緯を逐一解明すべく捜査が進められている。これまでのところ、唯一の公式情報は昨日の夕方に発表されたものである。ロシア連邦刑法第238条第1項(安全要件を満たさないサービスの提供)に基づき、刑事訴訟が開かれた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2024/11/13)