北方領土・択捉島のロコトフ前市長に詐欺容疑 刑事訴訟提起される

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択捉島を管轄するクリル地区の元市長、ワディム・ロコトフ氏に対して刑事訴訟が提起された。同氏は詐欺の疑いがある。サハリン州州捜査委員会はこの事件についてまだコメントしていない。

18日、記者は元市長に連絡を取ることができたが、何もコメントせず、自分に対して起こされた刑事訴訟については何も知らないと述べた。ロコトフ氏が勤めているオストロヴナヤ養鶏場によると、同氏は現在休暇中だという。(citysakh.ru2024/9/19)

地元紙「赤い灯台テレグラム」によると、年金の受給条件に関連した詐欺容疑とみられる。ロコトフ氏は、2017年から2023年までの6年以上、クリル地区の市長を務めた。

辞職後はしばらく仕事を休んでいたが、サハリンのオストロヴナヤ養鶏場に任命された。現在も同農場の取締役として働いている。

クリル地区ではロコトフ氏の前任者のほとんどが刑事事件の被告になっている。最も注目を集めたのは、市長だったティグラン・アヴェニアン氏で、詐欺罪で実刑判決を受けた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2024/9/19)

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