故障の貨客船ファルフトジノフ 択捉島で34人の下船に成功 運輸検察当局が捜査開始

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サハリン—北方四島間で運航されている貨客船イゴーリ・ファルフトジノフは22日に技術的な故障のため択捉島に寄港でずコルサコフに引き返したと報じられたが、サハリン州運輸省は23日、乗客のうち34人を択捉島で下船させることに成功したと発表した。(※どのうに下船させたのかは書いていない。艀で運んだのだろうか)

同船は択捉島クリリスク(紗那)への接近中に故障を起こし停泊した。船を点検し故障を修理した後、航海を続けることを決定した。

サハリン州運輸・道路施設省のマキシム・ジョゴレフ大臣は「ファルフトジノフは航行中であり、船体に損傷はない。同船は現在コルサコフ港に向かっている。 10月24日には、12人の乗客をサハリンに送り届ける予定」と述べた。

国後島と色丹島で下船予定だった乗客については、サハリンから別の貨客船「パベル・レオーノフ」号による輸送の選択肢が提供される。(sakh.online 2024/10/23)

運輸検察当局が貨客船「ファルフトジノフ」の故障に関する捜査を開始

ロシア極東運輸検察庁は、択捉島に向かっていた貨客船「イゴーリ・ファルフトジノフ」が故障し停止した事故で、海上輸送における航行安全および乗客の権利保護に関する法律の遵守を確認するため捜査に着手した。捜査の中で船体の技術的状態と乗組員の行動が評価される。(astv.ru 2024/10/23)

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