北方領土・択捉島では暴風による送電線の事故があり、クリリスク市内(紗那)の一部地域で停電が発生している。クリル地区のイストミン市長代理は8日、レーニン・コムソモール通りの停電している住宅を訪れ、現状と復旧の見通しを説明した。
市長代理によると、「暴風のため、現在、送電網の完全な修復は不可能だ。電力会社とジルコムセルヴィスの従業員が天候が安定し次第、電力供給線を速やかに修復するための準備措置をすでに実施している」と話した。
セントラルヒーティングのない家には、ボイラーの稼働を確保するためにディーゼル発電機3台が届けられたほか、シュコルナヤ通りの家には家庭用電化製品に電力を供給するために、5キロワットの発電機1台が貸し出された。
天気予報によると、天候は9日まで回復しない可能性がある。(エトロフ・ニュース2025/1/8)
