3月8日の祝日、北方領土・択捉島レイドヴォ村(別飛)から3キロ離れた橋で、走行中のBMWが川に転落し、乗っていた1人が死亡した。もう1人は重度の低体温症に陥ったが、クリリスク(紗那)の地区中央病院に搬送され、医師らが救命活動に当たっている。
亡くなったのは地元住民で、エネルギー供給会社に勤務。2人目は同じ会社の従業員で、出張で択捉島に来ていた。
地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」によると、現場はミネラルヌイ川にかかる橋で、BMWは橋を渡っている途中で川に転落し、車体が完全に水没した。
車内にいた2人のうち1人は自力で脱出したが、引き揚げられたBMWの車内から1人が遺体で発見された。警察当局は悲劇の状況を捜査している。(astv.ru 2025/3/8)



