北方領土・択捉島のクリル地区行政府イルダール・アクタリエフ第一副市長がキトヴィ(内岡)で発生したアパート火災の現場を視察した。
この火事は16日朝、木造2階建てのアパートの1階10号室から出火し、室内を全焼したものの、延焼は食い止められた。火災により1人が重い火傷を負って、クリル地区中央病院に搬送された。
アクタリエフ副市長は「消防士の迅速な行動のおかげで、火事はすぐに鎮圧されました。木造なので、状況はもっと深刻になる可能性がありました。火災の原因は非常事態省で調査を行い、評価と結論を出す予定です。現在、私たちの主な任務は、困難な状況にあり、支援を必要としている人々を助けることです。現時点では、被災者は仮設住宅に移され、鍵が渡されています」と語った。
行政府は住民に対して、被災者への支援を要請している。被災者はソファ、暖かい服(サイズ50~52)、靴(サイズ42)、食料、衛生用品、食器、寝具、テレビ、冷蔵庫などが必要だ。(エトロフ・ニュース2025/3/16)
