誰かが紗那川の橋と留別川の橋を取り違えて架けてしまった
択捉島の都市伝説

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北方領土・択捉島を拠点にしている漁業・建設会社「ギドロストロイ」社は、クリリスク(紗那)市のクリルカ川(紗那川)にかかる重要な橋の無償修理を行った。この橋は、地区の中心と遠隔地の村落を結ぶ交通インフラの重要な要だ。

ギドロストロイ社の作業員は問題のある 2 つの継ぎ目を修理した。基礎を作り、金属板30 枚を敷き、フレームにしっかりと溶接した。これで橋の通行はより安全になったが、先延ばしになっている新しい橋の架け替えがいつになるのかは全く不明だ。架け替えには莫大な資金が必要だし、建設を開始する前に、国家専門家審査会(Glavgosexpertiza)による新しい設計と見積り文書の承認をが必要になる。

ところで、古くから島で暮らす住民が教えてくれた興味深い話がある。現在のクリルカ川の橋は、同時に車1 台しか通行できないように設計されており、本当はクイビシェフカ川(留別川)に架けられる予定だった。そしてクイビシェフカ川の橋がクリルカ川に架かられるはずだったという。誰が橋を取り違えたのか、歴史は何も語っていない。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2024/10/23)

老朽化した紗那川に架かる橋
留別川に架かる橋

紗那川に架かる橋の修理作業の様子

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