択捉島を行政区域とするクリル地区のコンスタンチン・イストミン市長は自身のテレグラムで、クリリスク(紗那)のクリルカ川にかかる橋の路面補修工事が行われると発表した。工事の開始日と終了日は明記されていないが、以前から示されている道路の穴の補修完了期限から判断すると、「外観の補修」は今年7月1日までに完了する見込み。
資金不足を考えると、おそらく昨年と同様に道路の穴を埋め、金属板を設置する程度にとどまるだろう(写真参照)。新しい橋がいつ建設されるのかと尋ねるのは、気が引ける。現在、この橋は費用が高すぎるとして優先事項になっていない。(これはサハリン州レベルでも認識されている)。
住民の間では数年前から、橋の設計が進んでいるという話がささやかれてきた。しかし、たとえ設計図と見積書が出来上がっていたとしても、すぐに工事が開始されるという保証にはならない。
しかしながら、市当局が今すぐに容易に完了できる作業もある。市内のいわゆる「国営農場」区域の雪解け水がオゼルナヤ通り、ポレヴォイ通り、スポルティヴナヤ通り、そしてモロジェジニ通り3番地を浸水させないようにすることは、必要かつ不可能ではない。イストミン市長はこの問題の解決を優先課題としたようだ。「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」(2025/4/22)
