老朽アパートの大規模修繕が行われている択捉島ゴルノエで、クリル地区行政府は改修後の写真をテレグラムチャンネルで公開した。金色のトイレや流行のスタッコ装飾、アルメニア風のアーチなどはないが、全てが清潔で明るく、丁寧に作られており、吊り天井もある。家具を持ち込めばすぐに生活できる。
クラースヌイ・マヤーク(赤い灯台)が入手した情報によると、これまでに10戸が承認されており、地区行政府は夏の終わりまでに改修が必要な住宅36戸について、工事契約を結んでいる。これらの住宅は、以前は居住に適していなかった。
誰が入居するのかはまだ明らかではない。入居者リストを見たものはいない。少なくとも一般公開されていない。しかし、これらのアパートが市営住宅である以上、予算規模の大きい企業や公共機関に勤務する人々が最初に入居することが当然視されている。一部のアパートは国防省職員に提供される可能性もある。彼らは地域のために働くだけでなく、地域を守る役割も担っているからだ。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/5/16)
