択捉島・内岡「給水システム再建」工事始まる 2027年完成

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択捉島キトヴィ村(内岡)では、大規模プロジェクト「給水システム再建」の準備作業が開始された。現在、フェンスで囲まれた区域において、老朽化し​​た貯水タンクの解体と、構造物の残骸の撤去が行われている。このプロジェクトは、建設会社AO DonGis社によって実施されており、2027年に完成する予定。

新しい給水施設は、キトヴィ村とクリリスク市(紗那)の住民に高品質の飲料水を安定的に供給するもので、GOST R 51232-98「飲料水」の要件に準拠している。

このプロジェクトでは、2つの貯水池と、ポンプ場を備えた浄水場を含む、近代的な浄水施設の建設が計画されている。貯水タンクの総容量は2,250立方メートル、ポンプ場の能力は1日あたり1,249.5立方メートル。この性能は、それぞれ100メートルの深さを持つ4つの井戸の稼働によって達成される。クリリスク市への幹線パイプラインとキトヴィ村の配水網を含むパイプラインの総延長は4,000メートルを超える。さらに、総面積460平方メートルを超える管理施設の建設も含まれている。

このプロジェクトは、サハリン州重点投資プログラムに基づいて州政府から資金が提供される。(エトロフ・ニュース2025/5/16)

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