択捉島ヤースヌイ空港 メガフォンが4G対応の基地局開設

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ロシアの大手携帯電話会社メガフォンが択捉島の空の玄関口ヤースヌイ空港内に4G対応の基地局を設置した。これにより、観光客や地域住民は、VoLTE技術による音声通話と、平均最大50Mbpsのモバイル通信を利用できるようになった。

空港内全域、滑走路や着陸帯を含む周辺地域で、安定したモバイル通信が可能となる。空港内のどこからでも、旅行者はインターネットを利用して到着の報告やフライトスケジュールの確認、オンライン決済を行うことができる。ネットワーク容量は、乗客と職員が必要なデジタルサービスを制限なく利用できる十分な容量だ。

択捉島には約7,000人の住民がおり、大規模な漁業や物流会社も拠点を置いている。飛行機は地域住民にとって日常生活の一部となっている。同時に、択捉島はロ​​シア各地からの観光客の間でますます人気のスポットになっている。

サハリン州のメガフォンのディレクター、ユリア・イヴァニツカヤ氏は「空港は択捉島の人々の日常生活に欠かせない存在です。4G通信の導入により、フライトを待つ時間や、親戚や同僚への到着連絡がより快適になりました。本土から島に到着したお客様は、故郷から数千キロ離れた島でも、デジタルライフを続け、連絡を取り合うことができます」と述べている。(sakh.online 2025/7/3)

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