今年、択捉島の太平洋サケ漁が全く振るわない。現在の漁獲量は6,366トンにとどまっている。前回の偶数年2022年の同時期が2万6,633トンだったことから、実に4分の1に激減している。
国後島ではこれまでの漁獲量が261.2トンと、同2022年比で60%増加している。
サハリン州水産省が発表した太平洋サケ漁の地域別・魚種別のデータによると、州全体の太平洋サケの漁獲量は前回の偶数年2022年から2万トン少ない6万7,500トンにとどまった。魚種別ではカラフトマスが3万3,522トン、シロザケ31,975トン、ベニザケ1,357トン、ギンザケ711トンなどとなっている。(赤い灯台テレグラム2024/10/15)