択捉島で知事と住民が対話集会 住民から質問・要望が数十件
「幼稚園に発電機を」「ゴミの分別はいつから導入?」
「空港にバス停を」

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(astv.ru 2024/10/12)

択捉島を実務訪問しているサハリン州のリマレンコ知事はクリリスク(紗那)のスポーツ文化会館で住民対話集会を開いた。住民からの質問は数十件にのぼり、道路整備や住宅および公共サービスに関するものが多かった。

クリリスクのアリョンシュカ幼稚園の保護者は、幼稚園に自家発電機が備えられていないと訴えた。島では停電のため、教師たちは親の勤務時間が終わる前に子どもたちを迎えに来るよう求めている。「最近よく停電があり、保護者が全員仕事をしているときに子供たちが家に帰された」と訴えた。幼稚園の管理者は、事実関係を認め、2年連続で設備購入を申請しているが、手続きが長引いていると説明した。知事は「申請業務をサポートする。近い将来、発電機を購入する必要がある」と理解を示した。

レイドヴォ村(別飛)の住民は「私の子供はレイドヴォの学校に通っています。さまざまなイベントのために子供たちがクリリスクに行くにはどうすればよいですか」と尋ねた。学校は子供たちを輸送するための独自の交通機関を持っていない。知事は「交通手段を用意しましょう。この問題は解決しなければなりません。車を買う必要があるなら、要望に応えて車を買います」と約束した。

別の住民は、択捉島で廃棄物の分別がいつ導入されるのかを尋ねた。知事は「環境に優しいアプローチは2026年に導入され、それに対応するインフラも建設される」と説明した。

住民はバス停と道路の補修にも関心を持っていた。「今年5月、空港にもバスが停車するように頼みました。バス停はどこにあるのですか?私たちは極東にいるので、バスが来るのをのんきに待っていられない」と女性は言った。知事に代わってサハリン州の運輸大臣マクシム・ジョゴレフ氏が「来年には完了します。作業は5月から6月頃に予定されています」と答えた。

最後に、住宅と公共サービスの分野に関する質問がいくつか出た​​。ゴルノエ村の住民は「屋根の修理をすると、1階まで浸水する。やり方を変え、賢くやらなければならない」と不満を述べた。知事は「問題がある。私は今日そこに行って、すべてを見た。この仕事をしている人たちは、下手な仕事をしている。今日、地区行政と住宅・公共サービス省の両方が私から叱責を受けた」と語った。

住民との会議で提起された質問はすべて解決された。これらについては知事の指示が出されており、実施期限も設定されている。

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