日本が建てたアニワ灯台の再建に向けた設計業務1億115万ルーブル 2025年、サハリン州が予算措置

サハリン

サハリン州は2025年に、国内観光の振興とインバウンドツーリズムの開発に関する国家プログラムに4億5,723万ルーブル(前年比8,287万ルーブル増)、2026年と2027年には各3億5,107万ルーブルを割り当てる。

2025年の主な事業は、サハリン観光の目玉となっている、樺太時代に日本が建てたアニワ灯台(中知床岬灯台)の再建に向けた設計業務に1億115万3,100ルーブルを割り当てる。

州政府によると、水中部分を含む対象物の検査と国家検査の終了後、灯台のすべての構造物の修復と強化が計画されている。また、観光客が利用する桟橋の整備に加えて、灯台内部に展示スペースが設けられ、訪問者は灯台とサハリンの歴史を知ることができる。

現在、州内では8基の灯台の修復が計画に上っているが、アニワ灯台が依然として優先対象となっている。他の灯台についてはロシア国防省と交渉中で、将来的に修復される予定だが、時期は未定だ。(サハリン・メディア2024/11/23)

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