カムチャッカ地方オリュトルスキー地区の検察当局は、同地区の中学校が地理の授業で、ヘルソン州とザポリージャ州、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国(※ウクライナ東部、南部の4州)をロシア領に入れていない地図を使用していると告発し、中学校に対し最新の地図を購入するよう求める訴えを起こした。
これらの地域は2022 年のロシア憲法に基づいてロシア領土になった。同地区の裁判所は検察当局の訴えを認め、中学校に対して最新の地図の購入を命じた。被告は違反を認め、地図は今年の第3四半期に購入する予定だったと説明した。
裁判所は「一般教育における地理学習の目的の一つは愛国心、そしてロシアの包括的な地理的イメージの形成に基づく他民族との相互理解であり、これは最新の地理地図を用いることなくしては不可能である」と強調した。(astv.ru 2025/7/1)