「四島(しま)の記憶」 釧路のデュオが北方領土の歌を制作

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今朝のNHK北海道で北方領土の歌が出来たというニュースが放送されていました。作ったのは釧路で活動するデュオ「ヒートボイス」で、国後島の元島民2世の堀江則男さんが依頼した。NHK釧路放送局のブログでも紹介されています。

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  • 2018年11月13日 (火)

元島民の思いがつまった”北方領土の歌”完成!

 

今回、1曲の歌を取材しました。タイトルは『四島(しま)の記憶』
北方領土の元島民たちの思いがつまった曲です。

作詞作曲は、釧路を拠点に活動している大人気のフォークデュオ、ヒートボイスが担当!

20181114_01.JPG(左:作曲担当 伊藤カズヒロさん 右:作詞担当 目黒広幸さん)

2人は依頼を受け、光栄だと感じながらも、
“歴史的な1曲になる!” というプレッシャーもあったといいます。
それから、改めて北方領土に関する資料に目を通したり映画を見たりし、
じっくり構想を練り、およそ2ヶ月かけて曲を作り上げました。

テーマは「元島民の思い」を曲に織り込むこと。
実際に関係者の方に取材し決めたのは…、
● “北方領土” という言葉を入れなくてもその歌だと伝わるように…
● “ふるさと” “自由に行きたい” など元島民たちの思いをこめた歌詞に…
●この歌を届けるためにはどんな曲調が良いのか…
●魂の叫びを曲で表現したいと大サビの部分を何度も練り直し…
なにより
『希望の曲』にしたい!!!ということ。
完成した曲は、スローバラード。
“もう一度この脚で” “帰りたい” “恋しいふるさと” などの歌詞がつけられ
聴くたびに胸が熱くなる素敵なものになりました!

さて、新曲ができるきっかけになったのは、1人の男性でした。

20181114_02.jpg千島歯舞諸島居住者連盟 釧路支部長の堀江則男さんです。
父親が国後島出身の元島民。堀江さんは2世です。
1世の方々のお話を元に “語り部” の活動もされています。

20181114_03.jpg語り部は、4分話したところで、なかなか伝えきれない。
でも歌は短い時間で思いや情景がこんなにも伝わる。』
そんな思いから歌を作ろうと考え、釧路を拠点に活動するヒートボイスに依頼しました。

10月31日、初めて元島民たちにお披露目されました!

20181114_04.jpg曲を聴いた元島民たちは何を思ったのか…。

そして
ヒートボイス、堀江さん、そして元島民たちのそれぞれの思いを取材しました。

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