北千島・占守島対日戦争の新たな痕跡を発見

千島列島の霧に覆われたシュムシュ島は、戦争の痕跡を静かに残している。錆びついた装備の残骸、地下トンネル、そして戦闘の痕跡は、まるで時が止まったかのようだ。ここでは歴史は博物館ではなく、まさに野外にあると、テレグラムチャンネル「北緯50度線からの報告 | シュムシュ2025」は書いている。

シュムシュ島の渓谷や丘陵の一つ一つが、過去の戦争の痕跡を今も残している。千島列島の最初の島であるこのシュムシュ島では、錆びついたエンジン、航空機の残骸、散乱した車輪、そして破壊された装備の破片など、激しい戦闘の痕跡を見ることができる。これらは展示ケースの裏に隠されているわけではなく、歴史はまさに足元にある。

最も謎めいたものの一つは、古い滑走路。その隣には地下トンネルの入り口がある。中を覗こうとする勇敢な人は特に注意が必要だ。入り口には弾薬の残骸が埋まっているからだ。内部は暗く、多くの秘密が隠されている。

シュムシュ島にある軍事史記念施設が正式にオープンすると、その宝物を全て探検するには数日では足りない。この島には多くの秘密が隠されており、隅々まで注目する価値がある。(sakh.online 2025/5/21)