ストーブの90%以上が破壊セベロクリリスクで復旧作業開始

巨大地震と津波に襲われたパラムシル島セベロクリリスクで、7月31日深夜から復旧作業が開始された。専門家は現在、屋根の清掃と損傷したストーブの燃焼器の解体を行っている。

被害状況調査委員会は、煙突の点検が完了するまで、ストーブによる暖房を使用しないよう呼び掛けている。一酸化炭素中毒の予防のため、配管内にレンガが混入していないか確認する必要がある。建物や構造物に目立った損傷がある場合は、委員会が現場に赴き、徹底的な調査を行う。

セベロクリリスク地区のアレクサンドル・オブシャニコフ市長は「破壊されたストーブの数は膨大です。ほぼすべての住宅で、ストーブの90%以上が破壊されています。作業員は皆様のもとへ赴き、破壊された構造物の解体を含め、被害の軽減に努めます。どうかご辛抱ください」と強調した。

被害状況調査委員会は、重要なインフラ設備の点検に重点的に取り組んでいる。現時点では公共設備は通常通り稼働している。給湯設備については、ボイラー室からの供給復旧作業が進行中。幼稚園では軽微な損傷が確認されたが、構造に問題はなく、瓦礫の清掃後、来週には開園予定という。(citysakh.ru 2025/7/31)