ロシア太平洋艦隊が大型対潜水艦や揚陸艦など5隻からなる艦艇分遣隊が愛国キャンペーン「真実の力 2025」の一環で、北千島パラムシル島のセベロクリリスクに到着した。
艦隊はコルベット艦「ソヴェルシェンヌィイ」、大型対潜水艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型揚陸艦「オスリャービャ」、掃海艇「アナトリー・シュレモフ」、救難タグボート「アラタウ」で構成。8月1日にウラジオストクを出港し、セベロクリリスクまで約5,000海里を航海した。
艦隊は、アレクサンドル・オブシャンニコフ市長の出迎えを受けた。海事の伝統に従い、艦隊司令官であるアレクサンドル・シュヴァルツ少将に伝統的なパンが贈られた。
セベロクリリスクでは太平洋艦隊のオーケストラによるコンサートが開催され、武器や軍事装備の展示も行われた。太平洋艦隊軍事史博物館のコレクションから太平洋艦隊の水兵たちの英雄的な過去と現在を物語る選りすぐりの品々が展示された。
艦隊はこの後、択捉島(9月8日~9日)、国後島(9月10日~11日)、サハリンのコルサコフ港(9月12日~13日)を訪問する。(astv.ru 2025/9/8)



