ロシア太平洋艦隊の大型揚陸艦「ペレスヴェート」の乗組員は係留施設に停泊中、警備と防衛体制の構築に関する演習を実施した。ロシア国防省によると、この戦闘訓練は千島列島の湾で行われた。
演習中、「ペレスヴェート」の乗組員は、機雷防護、対潜水艦および破壊工作からの防衛訓練を行った。国防省は、模擬敵の無人航空機および水上ドローンから「ペレスヴェート」を防御することに特別な注意が払われたと述べた。砲兵と機関銃の乗組員は目標偵察や射撃の伝達訓練を行った。また、損害制御演習と損傷艦艇の取り扱い訓練も実施された。
「ペレスヴェート」はプロジェクト775Mの大型揚陸艦で1991年から運用されている。戦車12両、歩兵戦闘車または装甲兵員輸送車17両からなる増強された戦車中隊と、最大250名の揚陸部隊を輸送可能で、航続時間は6カ月。(flot.com 2025/11/26)
「ペレスヴェート」は、今年6月にも千島列島で同様の演習を実施している。


