北千島パラムシル島セベロクリリスク地区中央病院の暖房配管が破裂 一連の地震で損傷

千島列島

北千島パラムシル島セベロクリリスクで、地区中央病院に供給されている暖房ネットワークの配管が破裂した。ここ数日パラムシル島で記録された地震が原因とみられる。

12月7日の現地時間午後3時1分に北千島でマグニチュード4.8の地震が発生した。震源はセベロクリリスクから58km離れた地点で、震源の深さは約99kmだった。パラムシル島周辺では、8日夜までマグニチュード6の地震を含めて複数回発生していた。これらの地震の揺れが地区中央病院の暖房システムに損傷を与えたようだ。

暖房パイプの破裂により、一部の病室が浸水した。そのため、一般診療は一時的に2階の理学療法室に変更された。外科および婦人科の患者は病院1階の救急室に搬送された。本館への入口は、建物裏手の南側ポーチに変更されている。(citysakh.ru 2025/12/8)

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