占守島を描いた映画 全ロシア・コンペティション「極東-冒険の地」の「勝利の道」特別部門で優勝

千島列島

サハリン州在住の映画監督アルチョム・クルグリク氏によるシュムシュ島(占守島)を題材とした映画が、全ロシア・コンペティション「極東-冒険の地」の特別部門「勝利の道」で優勝した。ロシア副首相で極東連邦管区大統領全権代表のユーリー・トルトネフ氏が主催するコンテストで、今年が3回目。ロシア全土から859本の映像作品の応募があった。

クルグリク監督の作品は、シュムシュ島とその解放者たちの英雄的物語を描いている。第二次世界大戦を終結させた決定的な戦いは、ここで繰り広げられた。シュムシュ島は、まるで時が止まったかのような、1945年8月に佇む、まさに野外博物館へと変貌を遂げた。ここでは、慰霊碑、日本軍の戦車、今も残るトーチカなどを見学し、ソ連兵の英雄的行為の歴史に浸ることができる。

クルグリク監督は「今回の旅では、『シュムシュ島の道沿い』という愛国的な環状道路の建設と、まさにあの戦車の保存作業が進められていました。島で活動する著名な歴史家や調査員の方々とお話する機会に恵まれ、彼らから貴重なお話を伺うことができました。その一部は映画『シュムシュ』にも反映されています。シュムシュ島の厳しい自然環境は、誰もが心を奪われることでしょう。ここでは、鳥のコロニーやアザラシを観察し、黒い火山砂を背景に鮮やかな花の絨毯を眺め、オホーツク海と太平洋の荒波の力強さを感じることができます」と語った。

主催者のトルトネフ副首相は「ウクライナ特別軍事作戦では、極東の若者を含む全国各地の兵士たちが、祖国の自由と独立を守っています。私たちの父祖たちの偉業を思い起こし、彼らの栄光に触れること。これは特に意義深いことです。私たちはこの記憶を守り続けなければなりません。そうすれば、私たちはより強くなり、他者が私たちの勇気を試そうとすることは少なくなるでしょう」と述べた。(sakh.online 2026/3/6)

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