北千島シュムシュ島で軍事史跡記念複合施設の第2期工事が継続中

千島列島

北千島シュムシュ島(占守島)には、クリル諸島上陸作戦(北方四島を含む千島列島上陸作戦)の出来事を記念する大規模な記念複合施設が計画されている。すべての工事は2030年までに完了する予定だ。将来の記念施設のコンセプトを決定するためのデザインコンペが近日中に発表される。サハリン州政府が発表した。

この件は、ロシア軍事歴史協会サハリン州支部の理事会で議論された。ヴァレリー・リマレンコ知事とロシア軍事歴史協会(RMHS)のニコライ・オフシエンコ副会長が会合に出席した。

リマレンコ知事は「我が国の未来は、ロシアの偉大な歴史を礎として形作られ、若い世代は育まれています。島々はロシアの船乗りによって発見され、数千人のソ連兵の命を犠牲にして開拓されました。今日、ロシアが再び独立のために戦う中で、私たちの使命は、国の英雄的な過去を歪曲しようとするいかなる試みも阻止することです。そして、ロシア軍事歴史協会は、この取り組みにおける私たちの信頼できるパートナーです」と述べた。

記念複合施設の建設は既に始まっている。プーチン大統領の指示により、シュムシュ島におけるプロジェクトの第一段階が2025年に完了した。記念碑には、敵の銃眼を自らの体で塞いだソ連英雄ニコライ・ヴィルコフとピョートル・イリチェフの2名を称える高さ4メートルのブロンズ像が建立された。損傷した日本軍の装備も保存され、史跡を巡るルートも整備された。80周年の昨年、最も注目を集めたのはソ連軍の上陸と日本軍に対する勝利を再現した軍事史的イベントだった。

ロシア、カザフスタン、ベラルーシの35地域から100名の愛国者が国際捜索隊に参加し、島を解放した7名のソ連兵の遺骨を発見した。兵士たちは礼をもって埋葬された。また、捜索隊は約600点の遺品も発見した。一部の遺品はセベロクリリスク博物館(パラムシル島)に寄贈され、その他はユジノサハリンスクに送られた。発見された遺品の展覧会は、今秋、ポベダ博物館・記念複合施設(ユジノサハリンスク)で開催される予定。

今年も活動は継続され、7月5日から8月20日まで、シュムシュ島に50名収容の捜索キャンプが開設される。ロシア軍事歴史協会のニコライ・オフシエンコ氏は「サハリン州は豊かな歴史を有しています。シュムシュ島のように、国全体にとって神聖な場所が数多く存在します。私たちは、島に記念碑を建立するため、2030年までの長期協力プログラムを計画しています。サハリン州とクリル諸島の住民を対象としたデザインコンペと意見交換会を開催する予定です」と述べている。

同氏によると、新しい複合施設は、第二次世界大戦終結の出来事を記念する国家的なシンボルとなるという。

2019年以来、ロシア軍事歴史協会のサハリン州支部は、州政府と協力して、青少年への軍事愛国教育、歴史の普及、英雄たちの記憶の継承、そして特殊作戦に参加した人々への支援活動に積極的に取り組んでいる。(sakh.online 2026/4/3)

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