ロシア軍工兵隊 占守島の地雷除去作業で3,514個の爆発物を発見し爆破処理

千島列島

対日戦勝80周年記念施設の開館準備の一環として、ロシア軍東部軍管区の工兵合同分遣隊が、ソ連軍と日本軍による第二次大戦最後の戦いの場となった北千島シュムシュ島(占守島)で大規模な地雷除去作戦を行っている。

主な地雷除去区域は、島北西部のクルバトフ岬(国端崎)など約44ヘクタール。これまでに28ヘクタールを調査し、モシン・ナガン小銃とアリサカ・ライフル(有坂銃)の弾薬、手榴弾、砲弾など3,514個の爆発物を発見した。

シュムシュ島では今年8月、野外博物館が開館するほか、ソ連軍による歴史的な上陸作戦の再現が計画されている。地雷除去作業完了後、工兵隊は「ロシア歴史再現クラブ」の活動家と共に、上陸作戦再現に参加する予定だ。((citysakh.ru 2025/6/23)

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