ロシアの著名な俳優ドミトリー・デュジェフ氏が1945年8月のクリル諸島上陸作戦に関するドキュメンタリー映画「シュムシュ–最後の戦い」の撮影のため、シュムシュ島に滞在している。
デュジェフ氏は6月末にシュムシュ島に入り、ソ連軍兵士の遺骨収集を行うためロシア全土から集まった捜索隊員たちとも交流した。撮影クルーは現地での捜索活動に参加し、捜索隊員の活動や将来の計画について話し合った。

デュジェフ氏は、ロシア非常事態省が様々な部署の連携のもと建設したシュムシュ島のテントキャンプを高く評価した。「水も道路もないこの一角は、英雄の象徴となっています。1945年8月、ソ連軍が日本軍を壊滅させ、第二次世界大戦に終止符を打ったのはまさにこの地でした。皆さんの尽力に感謝します!皆さんがいなければ、ここで何も起こらなかったでしょう。このキャンプは、ウラジーミル・プーチン大統領が自ら提唱したクリル上陸作戦の記念碑を建立する大規模プロジェクトの一環です」と語った。(astv,ru 2025/7/8)
