対日戦勝と第二次世界大戦終結80周年を記念する愛国的祝賀行事のため、北千島シュムシュ島に約1,300トンの貨物、220トンの燃料、42台の機材が輸送された。輸送には外洋自走式ローリングバージ「キャプテン・フィナシン」号と「ソスノフカ2」号が4月から7月にかけて30回以上の航海を行った。

シュムシュへの貨物と資機材の輸送は、適切な水理施設(桟橋やドック)がない状況で行われた。このため、専用船舶が投入され、そこから貨物は設備が整っていない海岸まで運ばれた。

シュムシュ島の軍事史記念施設の第一期開館は8月18日に予定されている。この日には、ロシア各地の代表者が参加する大規模な上陸作戦の再現が行われる。これは、対日戦勝80周年と第二次世界大戦終結を記念する重要な愛国行事の一つとなる。(astv.ru 2025/7/11)
