1945年8月の占守島の戦で戦死したソ連兵の遺体捜索を行っている国際捜索隊「クリル上陸作戦の足跡を辿る」の隊員たちがセヴェルナヤ山(165高地、四嶺山)の塹壕で新たに2体の遺体を発見した。これで掘り起こされたソ連兵の遺体は5体となった。
新たに発見された赤軍兵士のうち1人は所持品をほとんど持っていなかったが、もう1人は名前が入ったアルミ製スプーンを所持していた。文字は著しく擦り切れているものの、捜索隊は解読を進め、兵士の名前を特定しようとしている。
「ロシア捜索運動」サハリン支部によると、捜索活動は7月1日から始まり、1945年8月のクリル上陸作戦で死亡した兵士5名の遺体が既に発見されている。捜索隊はセヴェルナヤ山付近の塹壕の調査を継続している。(astv.ru 2025/7/23)