ソ連兵の遺体捜索が行われている北千島シュムシュ島(占守島)で、日本兵のものとみられる認識票が見つかった。シュムシュ島では、国内各地から約100人のボランティアが参加して7月1日から大規模な捜索活動「クリル上陸の足跡をたどる」が行われている。

捜索隊は日本軍の塹壕跡を2日間で90メートル以上掘り起こし、日本軍の通信施設跡で、ソ連兵のヘルメット、水筒、名前が入った飯盒とともに、日本軍兵士のものとみられる認識票を発掘した。捜索隊は「発見された遺物は、捜索隊の活動を振り返る今後の展示会において、ふさわしい位置を占めると確信しています」とテレグラムチャンネルに書き込んだ。(サハリン・メディア2025/7/23)
