北千島パラムシル島セベロクリリスクで、国外追放を逃れるために移民局の職員に賄賂を贈ろうとした42歳の外国人が起訴された。
被告は1月21日、セベロクリリスク地区の移民局で、ロシア語能力を証明する発行済み証明書とロシア領土での就労許可証の真正性を確認しないよう職員に求め、封筒に入った1万5,000ルーブル(約2万5,000円)の賄賂を受付カウンターに置いたことが判明した。
移民局職員は賄賂の受け取りを拒否し、同地区の内務省当局に通報。被告は拘束され、全面的に罪を認めている。
贈賄未遂の刑罰は、賄賂の30倍以下の罰金と最長8年の懲役、および最長5年間の特定の役職や活動に従事する権利の剥奪となっている。(サハリン・メディア2025/3/6)
