国後島の第46機関銃砲兵連隊 ウクライナ侵攻に1,500人以上が参加

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国後島のラグンノエ(ニキシロ)で9月1日、第46機関銃砲兵連隊(PULAP)の創立記念日を祝う式典が開催された。現在、同連隊では1,500人以上の兵士が特別軍事作戦に積極的に参加しており、勇気と英雄的行為により、国家から高い評価を受けている。

式典にはゴミレフスキー市長、サヴォチキナ地区議会議長をはじめ地区議会議員や聖三位一体教会のネストル神父、そして沿岸ミサイル部隊「バル」司令官らが出席した。

同連隊の編成は1978年5月に始まり、第484機関銃砲兵連隊を含む第18機関銃砲兵師団の部隊がクニャゼ=ヴォルコンスコエ地域(ハバロフスク地方)で創設された。同年5月、連隊は国後島に再配置され、駐屯地と軍都の建設が開始された。これにより、南クリル地区の地図に新たな地名ラグノイエ村が刻まれた。

1995年、軍の情勢変化により、第484連隊は解散された。これを基盤として独立した大隊が編成され、1997年9月1日のロシア連邦軍再編の際に、第46機関銃砲兵連隊の創設の基礎となった。現在、同連隊は国後島における主要な戦闘部隊として、ロシア連邦国境の防衛、非友好国によるロシア領土への侵略の阻止という重要な戦略的任務を担っている。(kurilnews.ru 2025/9/1)

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