北方領土・国後島の住民がサハリン州検察庁に「糖尿病の娘に適切な医療用品が提供されていない」と訴えた。国後島を管轄する南クリル地区検察官が調査を実施し、子供は糖尿病を患っており、医薬品の処方箋とアルコールワイプ(アルコールを浸み込ませた除菌・消毒用不織布)、インスリンポンプの消耗品が提供されていないことが判明した。
地区検察官は違反行為に関して訴訟を起こした。裁判所の判決は、ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央病院に違反行為をなくす義務を課した。裁判所の判決は執行され、医療品など必要なものがすべて提供され、未成年者の権利は回復された。(サハリン・メディア2025/2/2/19)