国後島の産科医に感謝状 乳幼児の健全育成に貢献

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南クリル地区行政府は、国後島に住む1歳半から4歳児を対象に、創造力やコミュニケーション能力、抽象的思考力の発達に関する取り組みを30回以上実施しているビクトリア・セラヤさんに感謝状を贈呈した。ビクトリア・セラヤさんさんは地区中央病院で産科医として勤務しており、サハリン州政府から助成金を得て、アイデアの一つである「私たちは世界について学んでいます」プログラムを開始した。

また、南クリル地区の公共団体「ユース・アイディアズ・クラブ」を拠点に、大統領補助金基金の財政支援を受け、3歳から12歳までの障がい児と健常児の共同社会生活への参加を目指す「インクルーシブ・アートスタジオ『創造性の島』」プロジェクトも実施している。さらに、サハリン州スポーツ省の財政支援を受け、学齢期の児童にバスケットボールの基礎スキルを習得させることを目的とした「リングの下から投げる」プロジェクトにも取り組んでいる。(国後島の地元紙「国境にて」VK 2025/6/3)

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