サハリン州のウイングス・オブ・サハリン研究生産センターと無人航空機メーカーである「ドローン・ソリューションズ」がサハリン—国後島間の無着陸往復飛行の実施に向けて準備を進めている。
リマレンコ知事からの要請に基づく取り組みで、3日にはドローン・ソリューションズ社の無人航空機システム(UAS)「アイスト無人機」を使用して試験飛行が行われ、飛行時間4時間、高度最大1000メートル、航続距離383キロメートルを記録した。
民間のドローンは、領土監視から配送まで、様々な分野で使用されている。サハリン州のウイングス・オブ・サハリン研究生産センターは、択捉島で無人航空機(UAV)を用いた医療物資の配送試験に成功している。これらの技術は、国家プロジェクト「無人航空機システム」実施枠組みの中で開発・利用されており、サハリン州ではリマレンコ知事が実施状況を監督している。(sakh.online 2025/6/4)