オリンピック種目「ショートボード」の国際サーフィン大会「チャンネル・ワン・カップ『世界の果て』」が8月19日、国後島のオルビタ・ビーチで開催される。世界クラスの選手が参加するロシア初の大会となる。
ロシアサーフィン連盟とロシアのテレビ局「チャンネル1」が主催し、ロシアスポーツ省とサハリン州政府の支援を受け、東方経済フォーラムのスポーツプログラムの一環として実施される。
参加者は海路で国後島に到着し、太平洋沿岸のテントキャンプに滞在し、ロシアで最も予測不可能なサーフスポットの一つでトレーニングと競技を行う。
大会は、国際サーフィン連盟ISAアロハカップのルールに基づき、団体戦トーナメント形式で開催される。混合4チーム(男性2チーム、女性1チーム、外国人選手1チーム)が出場し、各チームは3回の試技を行う。
ロシアからの出場選手は、複数回の国内チャンピオンに輝いたニキータ・アヴデーエフ、サーフ・シベリア・プロジェクトの創設者でロシアチャンピオンのセルゲイ・ラシバエフなど。
外国からは、ブルース・ルクマーン(南アフリカ)、ウリエル・スポサロ(ブラジル)、キャメロン・マクドゥーガル(オーストラリア)、ンドロブ・マンドレンコシ(ジンバブエ)が出場。
この大会は単なるスポーツイベントではなく、大規模なメディアプロジェクトでもあり、チャンネル1の撮影クルーが同行し、サーフィンに関するドキュメンタリーを制作する。
主催者は、このプロジェクトがロシアにおけるサーフィンの普及、国内観光の発展、そして国際的なスポーツと文化のつながりの強化にとって非常に重要であると強調している。(astv.ru 2025/8/18)




