国後島の実務訪問中、リマレンコ知事はユジノクリリスク(古釜布)とオトラダ(近布内)間の道路舗装工事の進捗状況を視察した。3.3キロメートルの道路が舗装され、歩道、バス停、照明が設置される。
国後島の住民は、州知事に対し道路の補修を訴えている。オトラダはユジノクリリスクに最も近い集落。数百人が住むこの村では、民間住宅の建設が活発に行われている。この道路は地方道路であり、観光ルートにもなっている。リマレンコ氏は、工事が期日通りに完了し、資材、機材など、必要なすべての資源が確保されることが重要だと指摘した。

道路の改修工事は、ウラジーミル・プーチン大統領の主導で実施されている国家プロジェクト「生命のためのインフラ」の一環として、今年開始された。工事は2027年に完了する予定だ。
サハリン州の運輸道路施設省のマクシム・ジョゴレフ大臣は「請負業者は予定通りに作業を進めています。すでに土壌を除去し、その半分を岩で埋め戻しました。現在、溝と排水システムを設置しています。道路幅は7メートルになります」と説明した。
知事は、サハリンとクリル諸島の道路の品質向上に細心の注意を払っている。大規模修繕が予定されていない区間は、定期的なメンテナンスによって改善されている。請負業者は、アスファルトコンクリートの製造から舗装まで、すべての段階で厳格な品質基準を満たしている。(astv.ru 2025/11/7)



