❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2018/11/1
国後島のエゾマツに原因不明の病気が広まり、数百本に被害が出ている。病気にかかるのはエゾマツだけで、他の樹木に影響はないという。クリル自然保護区のElena Linnik研究員は「大変心配している。これらの樹木の大規模な枯死はここ数年の現象である。今日、樹皮から虫を採取したが、ウラジオストクの研究所に送って調査する」と語っている。針葉樹の大量枯死が病原性真菌に関連している可能性もがあるが、どのようにして病気が島にもたらされたのか、それを止める方法を現地の専門家はまだ把握していない。
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