国後島の住民「島の交通アクセスは改善し成果あげている」知事の取り組みを評価

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国後島・古釜布のレーニン像

10日行われたサハリン州のリマレンコ知事と住民の直接対話「ダイレクト・ライン」で、北方領土・国後島の住民は、交通アクセスが改善され成果を挙げていると知事の取り組みを評価した。

地元住民のユリア・ポブラゲワさんは「私たちの地域は小さくて辺鄙な所ですが、州政府から決して忘れられていません。リマレンコ知事は、来年サハリンと国後島間の追加のフライト計画について必要な措置を講じると表明しました。南クリル地区の交通アクセスの状況は年々改善されており、緊急の場合は個別に検討されています。私は個人的な経験からこのことを知っています。今年、運輸省は私の大家族全員がホリデーシーズン中に航空チケットを見つけるのを手伝ってくれました」と述べた。

北クリル地区の市長 島外から来る観光客への割引航空券の販売制限を支持

また、知事は、割引チケットの購入(サハリン州が補助金を出している)をサハリンとクリルの住民のみが利用できるように制限する可能性についても議論している。

このことについて、北クリル地区(パラムシル島など管轄)のアレクサンドル・オブシャニコフ市長は、知事の立場を全面的に支持してい。交通機関のアクセシビリティは最優先事項であり、他の地域から訪れる観光客への割引チケットの販売を制限することが適切であると考えている。(sakh.online 2024/12/11)

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