国後島ユジノクリリスク(古釜布)近くのセレブリャンカ川に落ちて、自力で脱出できなくなった馬が地元住民によって救出された。若い雌馬を氷が張った川から引き上げるのに約2時間かかった。馬の救出動画はテレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光」で公開された。
地元住民ヴィタリー・テプロフさんは、スノーモービルに乗っていて、凍ったセレブリャンカ川に閉じ込められた馬を偶然発見した。川岸が高く、雌馬は自力で川から脱出できなかった。
雌馬を川から引き上げるために、テプロフさんは氷を割って通路を作らなければならなかった。「彼女は足を引きずるだけでした。緊急通報サービスに電話したところ、飼い主が見つかりました」と述べた。馬の飼い主の息子、レオニードさんも救助に加わった。
馬の飼い主ナタリアさんは、雌馬は風邪をひいてしまったと語った。馬は自力で家に帰り、すぐに注射と点滴が行われた。「神の助けがあってこそ、私たちは馬を救出できました。ヴィタリーさんがいなかったら、その場所は人けのない場所で、発見されることはなかったでしょう」とナタリアさんは語った。(sakh.online 2025/2/20)
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