軍事愛国運動「ビクトリー・リレー」が国後島の国境検問所に到着

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大祖国戦争(ナチスドイツとの戦争)勝利80周年を記念した軍事愛国運動「ビクトリー・リレー」のシンボルが9日、北方領土・国後島に到着し、ユジノクリリスク(古釜布)で式典が行われた。

ビクトリー・リレーはロシア連邦保安局(FSB)国境管理局の国境検問所をリレーする形で行われ、アルハンゲリスクを経由してヤマル、フランツヨシフ諸島、カムチャッカを経由してサハリンに到着した。

ユジノサハリンスクでの式典で、リマレンコ知事は「今年は、大祖国戦争の勝利と第二次世界大戦の終結から80周年という記念すべき年です。祖国への誇り、英雄への敬意を子や孫に伝えなければなりません。私たちは国境地帯に住んでおり、国境を守ることの重要性を理解しています。国境管理局の効果的な取り組みに感謝の意を表したいと思います」と挨拶した。

9日、シンボルは国後島の国境検問所に到着した。地区文化会館で行われた記念式典には、国境管理局職員、軍人、地区当局の代表者、島民が参加した。コンサートに続き、アーティストや芸術団体によるパフォーマンスが披露された。

この後、リレーのシンボルは小クリル列島の島々、色丹島、ゼリョーヌイ島(志発島)、タンフィリエフ島(水晶島)の国境検問所へ向かう。

ビクトリーリレーの総距離は6万5千キロメートルを超え、5月28日のロシア連邦保安庁国境警備隊の日にモスクワで終了する。(サハリン・メディア2025/3/10)

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